御朱印

今月は、”透かし紙”をあしらった「透かし」の御朱印ではなく、新しく”飾り紙”をあしらった「かさね」の御朱印。
御配神 菅原道真公と、神使のウシが「稲穂」に腰掛ける可愛らしいデザインで奉製いたしました。　

こちらの御朱印は、先月の「みのり」の御朱印と合わせて一つの絵柄となる仕掛けとなっています。ふたつ合わせてまた違う面を見せてくれる秋の御朱印です。

今月は、”透かし紙”をあしらった「透かし」の御朱印ではなく、新しく”飾り紙”をあしらった「かさね」の御朱印。
御祭神 小野篁公と、相棒のネコが「ススキ」に腰掛ける可愛らしいデザインで奉製いたしました。　

こちらの御朱印は、来月の「結」御朱印と合わせて一つの絵柄となる仕掛けとなっています。ふたつ合わせてまた違う面を見せてくれる秋の御朱印です。
来月もお楽しみに！

9月9日は「重陽の節句」。御祭神たちが菊を眺め、菊酒を交わしながら宴を行う姿を御朱印に奉製いたしました。重陽の節句とは、旧暦9月9日に行われる「菊づくしの節句」です。
陰陽思想で奇数は「陽」の数であり、陽数の極みである9が重なるおめでたい日を「陽」が「重なる」として、「重陽」と呼ぶようになりました。道真公の漢詩を配したストーリーリッチな御朱印となっております。

この「夏紅葉」の特別御朱印のテーマは「清爽」。
澄んだ水の中で泳ぐ金魚が、爽やかなモミジの緑に華を添えます。日傘を差し、優雅に眺めるのは御祭神の小野篁公とネコ。上を見上げると、爽やかな青モミジが風に揺れています。
風鈴、浴衣で花火、打ち水など、日本人は蒸し暑い夏を工夫して過ごしてきました。水辺で涼をとるのもそのひとつ。
今年の夏も暑さが厳しいですが、体調に気を付けて元気に乗り切っていきましょう！

7月は五節句のひとつにも数えられる七夕の月。七夕の飾りつけをする天神様と、のんびりと夜空を見上げるご祭神の小野篁公たち。ちょうど七夕の頃に花を咲かせる朝顔は、「織姫と彦星が出会えたしるしに花を咲かせる」といわれ、江戸時代には七夕の縁起物にもなっていました。

そんな七夕の立役者・朝顔を日本画の技巧であしらいました。

テーマは「夏越の大祓（なごしのおおはらえ）」と「お山開き」、それぞれ一面でも授与いたしますが、見開きで物語がつながる意匠にて奉製いたしました。

茅の輪をくぐる動物たちの並びが、右から左へ申酉戌亥子丑⇒そして寅さ…と、今年の干支であるウシが茅の輪をくぐって下半期へ向かう、この季節にぴったりなデザインとなっています♪

今回の御朱印のモチーフは「登龍門伝説」。この立身出世や成功のための険しい関門「登竜門」の“急流を登りきることができた鯉は飛龍に成る”とされる伝説に由来しています。

5月の晴れやかな空の下、ダイナミックに流れ落ちる滝を、鯉に乗って皆で昇っていきます！その様子を上空から見守る龍は王者、すなわち「人徳を兼ね備えた立派な人」を指します。

桜が咲き誇るもとで行われる「曲水の宴」がモチーフの御朱印です。
この御朱印には、小野小町が詠んだ「花の色は 移りにけりな いたづらに　わが身世にふる ながめせしまに」という、和歌史上に燦然と輝く名歌を添え、春らしくピンク箔とキラキララメをあしらい彩りました♪

2月の梅花の御朱印でも同じ出だしの「花の色は～」ではじまる小野篁公の歌を取り上げましたが、小野小町が詠んだこの名歌についても御朱印に付属するリーフレットで詳しく解説しています。

当社の境内には、古く地元の人々に愛されているお稲荷さんがあります。
この稲荷神社は、江戸時代の地誌である『江戸砂子』にも「この稲荷霊験深く」との記述が残る古いお社。
戦後に合祀された織姫神社と重ねて恋愛、技芸や仕事のご縁を結ぶ「むすびの神様」として深い信仰があり、毎年、旧暦の午の日に稲荷神社と庚申塚の例祭が催行されます。

一年に一度の例祭にあたって、心よりの奉祝を捧げ、新たに特別な御朱印を奉製いたしました。

桃の節句にちなんだ「桃花」の御朱印です。
御朱印に添えられた「啓蟄」とは二十四節気のひとつ。この頃、暖かさに誘われて動物たちや土の中の虫たちも動き出します。

「桃始笑」とは桃の花がひとつ、ふたつと咲きはじめる頃（3月中旬頃）のことを表現した七十二候の言葉。古くは花が咲くことを「笑む」と表現しました。
蕾がほころび、微笑むように咲くという言葉の通り、笑顔がたくさん咲く春になりますように♪

2月の特別御朱印のテーマは「雪解け」、寒さに震えながらも春を待つ寒梅を描きました。
「花の色は 雪に混じりて 見えずとも　香をだに匂へ 人の知るべく」
御朱印に添えられている和歌は、当神社御祭神の小野篁公が歌った降り積もる雪に負けじと咲く梅の花を見事に描写したもの。雪に隠れてしまった梅の花を応援しているようにも感じますね。
春の訪れを喜ぶ御祭神と神社の動物たち。思い思いに春の訪れを喜ぶあしらいとなっています。

御朱印のテーマに掲げられているのは、御祭神の小野篁公が「参議篁」という名で登場する『百人一首』に撰された名歌。躍動感のある波の構図は、葛飾北斎の名画『富嶽三十六景（ふがくさんじゅうろっけい） 神奈川沖浪裏（かながわおきなみうら）』をイメージしたものです。
「わたの原　八十島かけて　漕ぎ出でぬと　人には告げよ　海人の釣舟」
流罪になった篁公が都に別れを告げる情景が浮かぶ悲しいものですが、御朱印では全力でポジティブな「新しい旅の始まりに力いっぱい漕ぎ出る篁公と仲間たち」を描きました！

こちらは「冬至」がテーマの御朱印で、柚子湯と禊をテーマにデザインしました。
御朱印に添えられた「百代過客　納禊仰歳」という言葉は、“いつまでも歩き続け、帰ることのない旅人も、年の納めに身を清めて一年を振り返る”という意味の言葉。
篁公や神社の動物たちも柚子が浮かぶ温泉を満喫し、それぞれ思い思いの方法で心と身体を整えて、一年の納めを楽しんでいます♨

御朱印に描かれている新嘗祭は、その年の新穀を天神地祇（八百万の神）に奉り、収穫への感謝を捧げる恒例の宮中祭祀の中でも最も重要なお祭り。「神嘗祭奉祝御朱印」と並び、2つのお祭りがつながる【4面の特別御朱印】という形で奉製しております✨
田植えから収穫、奉納され、祭礼が行われる一連のストーリーを「源氏物語絵巻」の技法を散りばめ描きました。国の基となる大事なお祭りを、御朱印を通して身近に感じていただけると嬉しいです♪

神嘗祭は、天皇陛下が新穀を八百万の神々に先駆けて、豊穣の感謝を捧げるお祭りです。
そんな神嘗祭を、平安時代に作られた名作「源氏物語絵巻」の技法を散りばめ描きました。
10月の神嘗祭・11月の新嘗祭は、今年の実りを感謝する国の基ともなる大事なお祭り。御朱印も見開きで4枚つながる形で奉製しております。
宮中祭祀や神社の恒例のお祭りは外部に非公開の場面も多いですが、御朱印を通して少しでも身近に感じていただけると嬉しいです♪

9月は、当社が上野照崎から現在の入谷の地へ御遷座（お引っ越し）した大事な記念の月。
御朱印に添えられた秋の日の情景が目に浮かぶような見事な歌は、道真公の御詠歌です。
御遷座の途中、御祭神たちが歩き続けた先に目にしたのは、月に照らされて輝く紅葉や景色の美しさ。疲れた身体にしみいるような綺麗な光景に元気をもらい、再び歩きはじめます…！　旅は続く！

夏は、祖霊を迎え家族の時間を過ごす「お盆」の季節。慰霊の象徴でもある花火🎆 をモチーフに、「国安かれ、御霊安かれ」と慰霊と悪疫退散を祈念した御朱印を奉製しました。
よーく見るとサルの頭には、謎の輪っかが…そしてサングラスの亀は…仙人…か！？ネコも謎のボールを大事そうに抱えています…✨
8月の御朱印には隠された裏モチーフがありますが🐉…お分かりになりましたでしょうか♪

「七夕🎋」をテーマに、御配神である菅原道真公の御詠歌をモチーフとした御朱印を奉製しました。
「彦星の ゆきあひを待つ　かささぎの 渡せる橋を われに貸さなむ」
多くの名歌を残され「書の三聖」と称えられた道真公は、広大な天の川にこの歌を描き、芸術・芸能の神様である御祭神の小野篁公は七夕の美しい星空を描きます。
こちらの御朱印は「暗いところで光る」七夕ならではの特別仕様となっており、光に当てると見えなかった星やあしらいが浮き出てきます♪

今月の御朱印に入っている「泣く涙…」という歌は、古今和歌集に収められている篁公の代表的な和歌のひとつです。
これは大切な人との死別の悲しみを詠んだ歌ですが、多動の神・小野篁公は大切な人を取り戻すため、涙でかさの増した三途の川を渡っていきます。悲しみの雨は、なかなかは降り止みませんが、道真公が指し示す先には、うっすら虹が…！きっといい結果になりそうですね♪
良い形で半年を納めて、それぞれの虹に向かって進みましょう！

「遥拝」とは遠く離れた所から神に祈りを捧げることをいいます。
御朱印は“神様とのご縁”をつなぐもの。毎月心の拠り所としてお参り頂いている皆さまと、「離れていても『想うこと』、そして『祈ること』で神様との繋がりをお持ちいただく御朱印」をテーマに、『遥拝』特別御朱印の奉製をいたしました。
『遥拝』という形で、神様へと“こころ”を馳せ、手を合わせる時間をお持ちください。

令和２年の4月19日に、今上陛下の弟君である秋篠宮さまが「皇嗣（こうし）」の御位を承継し、内外に広く伝える「立皇嗣の礼（りっこうしのれい）」が執り行われました。
この御朱印ではそんな大事な儀式をかわいらしく表現。桜が舞い散る春のうららかな陽気のなか、ひとつの時代に一回だけの大事な儀式のお祝いをしています。

3月3日は桃の節句、そして雛まつり。今月の特別御朱印は「つるし雛」がテーマです！
つるし雛というのは、小さな人形や様々な願いを込めたモチーフをつるして飾るかわいい雛飾りです。その中心でお内裏さまとお雛さま役を務めるのは今年の干支のねずみです。
雛まつりという行事に込められた想いを、御朱印を通じて感じて頂ければ幸いです。

2月3日は季節の節目・節分で翌2月4日は立春。御朱印の中では、御祭神の小野篁公と動物たちが春の訪れを祝って豆まきをしています。
1年のはじめである春に疫鬼を払い、1年を無事に過ごせますように。そんな想いを込めて今月の特別御朱印を奉製致しました。

年の始めに相応しいお正月の御朱印のご用意が整いました。
新年ということで豪華に4種の箔を使い分けた、煌びやかな初日の出の朝焼けが象徴的な御朱印です！お正月から新年を全力で楽しむ姿が印象的な今年最初の御朱印となりました♪

一年の最後は、それぞれに寄り添い立ち止まって振り返る というテーマで御朱印を奉製しました。
テーマに沿って派手さを極端に省く代わりに、一年の納めに相応しい、お運び頂いた方に絶対喜んで頂けるものにしたいと、振り積もる多層の雪の表現を凝りに凝り、手に取ってみないと分からない非常に細かな表現の御朱印となりました♪

御大典の奉祝事業として、大嘗祭を奉祝した御朱印を奉製しました。金銀の絵巻物に、奉祝の祝詞を記した即位礼の特別御朱印から4枚続く意匠の御朱印です。
透かし紙をめくると大嘗祭を寿ぐ祝詞が記され英文も用いた、新しい御代に際した新しい試みを詰め込んだものとなっております。

御大典の奉祝事業として、即位礼を奉祝した御朱印を奉製しました。金銀の絵巻物に、奉祝の祝詞を記した4枚続きの仕様。煌びやかな箔押しを施した２ページを使っての見開きの御朱印です。
透かし紙をめくると即位礼を寿ぐ祝詞が記されているという令和の御代、新しい時代を象徴する斬新な意匠の御朱印となっております。

9月は当社が上野照崎の地から現在の入谷の町へと遷座した記念を祝う秋季例祭の月。神賑である神前奉納の「足利学校／雅楽の夕べ」をモチーフに、テーマを『幽玄』と定めて「月詣」と題したウサギが可愛い黒背景の見開き御朱印を奉製しました。
「嘉辰令月楽未央」と、雅楽の『嘉辰』という慶事の際に披露される朗詠の歌詞（漢詩）を添えた大変お目出度い御朱印です。

この8月は、当社で開かれる「納涼踊り大会」がモチーフの御朱印を奉製しました。
ご祭神の篁公自らが太鼓を叩いた一夜の熱狂を表現。どこか懐かしさや暖かさを感じる提灯の光り方が印象的な御朱印となりました。

7月は七夕！そして半期の始まりの夏詣ですね。
笹竹には願いを込めた沢山の飾りや短冊で彩り、金銀×グラデーションを施した奥行のある天の川の表現に挑戦しました♪

6月30日、7月1日は当社の「お山開き」6月・7月と意匠を揃えた見開きの御朱印を奉製しました。
2つが繋がり大きな太陽となるという意匠を凝らした金銀の特別御朱印となりました。

6月は梅雨ですので季節感を大事にしつつ、一筋の光が差しこむ「希望」を表現しました。
雨の斜線の表現は古典からもってきたり、初めてグラデーションの使用にチャレンジしたりと工夫を凝らした楽しい意匠となりました。

5月は令和への御代替わりのお祝いの月。
五色を前面に引いたお目出度いカラフルなあしらいに、「奉祝令和御祭禮」の提灯を掲げた、令和のスタートと重なるとてもお目出度い大祭特別御朱印となりました♪

令和への御代替わりの月である五月は目一杯の奉祝の意を！ということで、お供え物でも使われる五色の絹を前面に引いたカラフルなものに。
Welcome to the new era!と英文をあしらったとてもお目出たい御朱印となりました。

4月は天皇陛下御在位30年と天皇皇后両陛下の御大婚60年を記念した奉祝御朱印。
ウグイスの黄緑を入れて初めて3色の御朱印になりました。

3月は「ひなまつり」をテーマに、珍しい横型の御朱印になりました。

2月のテーマは「立春」
春が来て皆で輪になって喜ぶ姿が微笑ましい御朱印です。

透かしの御朱印の第一作目は「書き初め」がテーマ！
ワンポイントの松竹梅が映えるはじめての作品です。